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東山三十六峰譚絵巻 -第十九峰〜二十七峰ノ巻-

♪月はおぼろに、東山…
山紫水明の都に連なる東山三十六峰は、いったい、どのやまを指すのかも、
その呼び名や文字も、折々に変化を見せる不思議な山々です。
歴史と伝説でつづられてきた東山の魅力を、季節ごとにご紹介してまいります。

東山三十六峰譚絵巻 -第十九峰〜二十七峰ノ巻-
 
第二十八峰 鳥辺山(とりべやま)

〈鳥辺野や人の涙を花のあめ 作者不詳〉と詠われるように平安の時代からの埋葬の地。北の蓮台野、西の化野とともに京都の三大墳墓地のひとつ。

 
第二十九峰 清水山(きよみずやま)

日本一の観音霊場、清水寺を抱く山。音羽の滝の白糸が流れ落ちる風景は印象深く、国宝本堂の左手から続く道を辿ると、標高242メートルの頂きへと続きます。


第三十峰 清閑寺山(せいかんじやま)

音羽滝から子安塔をぬけ、清閑寺へと続く深々とした落ち葉道は「歌の中山」と呼ばれ、しばしば歌人たちが自らの思いと重ねた場所。

 
第三十一峰 阿弥陀ヶ峰(あみだがみね)

見分けがつきにくい三十六峰の中で、太閤が眠る豊国廟の背後にこんもりと山らしい形が確認できる山。奈良時代、行基が阿弥陀堂を建立したことが由来。


第三十二峰 今熊野山(いまくまのやま)

JR東海道本線と新幹線の東山トンネルの上。東山通りにはみ出すようにそびえる、樹齢八百年と言われる新熊野神社の大クスノキは圧巻。

 
第三十三峰 泉山(せんざん)

泉涌寺の背後の山。枯れ木を見つけるのも難しいほど手入れが行き届いているのは、中腹に天皇陵があり宮内庁管轄のため。立ち入りが許可され てない神域です。


第三十四峰 恵日山(えにちやま)

「東福寺の後ろに蒼翠たる恵日山のそびゆるあり」。洛南随一の紅葉の名所と言われる大本山を抱える、三ノ橋川を東に登った北側にあるなだらかな山。

 
第三十五峰 光明峰(こうみょうほう)

かつて九条道家が造営した、極めて壮麗な光明峯寺があったことによる山名。応仁の乱で跡形もなく全焼したためその形跡の特定は困難とされ ています。


第三十六峰 稲荷山(いなりやま)

古代から神が住まう聖なる山とされており、山自体が信仰の対象と捉えられ、頂の一之峯へと上がることを「お山する」と言い習わされています。

 
   

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