新撰組が残した刀傷といわれています。


 時は幕末、元治元年(一八六四)。三条木屋町の旅館・池田屋に集結した勤王の志士たちを襲撃した新撰組が、翌朝の引き上げの際に、ちょっとハメをはずして斬りつけた傷撰組が、翌朝の引き上げの際に、ちょっとハメをはずして斬りつけた傷が、この欄干の傷だといわれています。新撰組が京都の街でブレイクするきっかけとなった「池田屋事件」、「池田屋騒動」の名残りです。
 新撰組の隊士たちも若かったのでしょうが、私も学生時代はコンパや飲み会で盛り上がって、この橋の界隈で騒いだ思い出があります。東山の山並み、鴨川、それに古風な大橋…。いつの時代にも若者たちを見守ってきた景色なんですねぇ。


南禅寺順正
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  爲森 英輔
南禅寺順正
ホールマネージャー
爲森 英輔